地震が起きる前にできる防災・減災対策


関東大震災、南海トラフ巨大地震。いつ来てもおかしくないと言われている巨大地震。来てほしくはないけれど、確実に近い将来必ず起こります。なので私達は地震が起きる前に出来る事、つまり防災・減災対策を各個人がそれぞれ考え地震に備える必要があります。

地震が起きる前にできる防災・減災の画像

家族での話し合い

家族で話し合う事項

  1. お互いの安否確認のための、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の利用方法を確認する。
  2. 火災発生時に、家族みんなが対処出来るように消火器の使用方法を確認する。
  3. 災害発生後の避難場所と避難ルートを確認する。

災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の利用方法

地震は突然発生します。その時、家族がみな一緒に居れば、いくばかの心配は取り除かれ家族で助け合い行動出来ます。しかし、実際には家族ばらばらになってしまう事がほとんどです。

その時、お互いの安否をいの一番で確認したいと思うはずです。その為に、事前に家族で話し合い、災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板の利用方法を確認しておきましょう。

災害時は固定電話や携帯電話は繋がりにくくなります。むしろ繋がりません。なので災害時は、お互いの安否情報を災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板を使って伝えるという事を確認しておく必要があります。

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消火器の使用方法

その他にも、災害時は火災が発生する事がとても多いです。火災というのはとても危険で、災害後の被害を広く拡大させます。しかも、災害時は消防車が通れなかったり、スムーズが移動が出来ないため到着が遅れてしまいます。

もしあなたの家で火災が発生したら、それを最小限に抑えられるか抑えられないかで被害そのものが違ってきます。なので消火器を備えておく事と共に、家族みんなが消火器を使えるように使い方を確認しておきましょう。

ですが、あくまで消せる範囲の火災であった場合に限ります。火の手は早く、もはや消火器では消せないようになっているかもしれません。その時は、一刻も早く避難し安全を確保して下さい。命あっての人生です。

避難場所と避難ルートの確認

もう一つ重要なことが、自分達の住む街・地域の避難場所や避難ルートを確認しておく事です。いざ災害が起きた時、避難場所とその避難ルートを知らないという事はとても危険な事です。

避難場所というのは頑丈に造られているので安全性が高く、災害後の拠点となります。特に沿岸部では津波という脅威があります。その場合、出来るだけ内陸の高台や避難所に避難しなければなりません。

なので沿岸部の人は津波警報の有無に関わらず、災害発生後すぐに避難してください。家族でこういった内容を話し合い、災害時の行動を予め予測し、決めておくことが減災になります。

家具の転倒防止・家の耐震免震化

大きな地震が起きた際、家具の転倒や家の倒壊により、脱出経路を失ってしまう事があります。その他にも、倒れてきた家具や倒壊した家の下敷きになってしまったり、当たりどころが悪ければ致命傷にもなってしまいます。それらを防ぐために家具の転倒防止や家の耐震化あるいは免震化をする事は減災行動の基本になります。

家具の固定化

金具や突っ張り棒(ポール式器具)や粘着シートなどで家具を固定しましょう。家具が倒れないようにすることで、脱出をスムーズに行えるようにし、下敷きになる危険性を下げる効果があります。

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ガラスの飛散防止

窓や食器棚にガラス飛散防止フィルムなどを貼りましょう。飛び散ったガラスを踏む等などで怪我をした場合、避難速度が低下してしまいます。特に災害時は清潔な環境下で傷の手当が出来ないかもしれないので、なるべく怪我をしないようにしておきましょう。

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収納や置き方の工夫

重い物をなるべく下の方に収納したり、脱出経路をふさぐ事のないように通路などには家具を置かない、就寝時に頭の上に倒れてこないように家具を配置するなどの工夫が必要です。家具を固定化していても、さらに安全性を高めるためにこういった工夫も必要です。

家自体を耐震化・免震化

家自体を地震に強くすることで最大限被害を防げるようになります。今までは主に家屋の補強などの耐震化が主流でしたが、より安全性の高い免震化も研究が進み高い効果を得られます。しかし、免震化はより費用がかかってしまうのが難点です。

これらの減災行動を行なっておくことで、災害時に振りかかる身の危険を最大限抑える事ができます。家という一番身近な場所に安全対策を施す事は一番の減災と言えます。

備蓄品の準備

災害時は物資が著しく不足します。災害の被害を受けなかった県や地域から救援物資は届られますが、道路の崩壊などにより通行が遮断され、肝心な救援物資を届けられない可能性もあります。もちろん陸路だけでなく空輸によっても救援物資は届けられますが、陸路分の量が減るので隅々までこの救援物資が行き渡らないという事態に陥る危険性があります。なので家族一人一人に食料などの非常用バックを準備する必要があります。

備蓄品の目安は最低3日分

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食料

簡単に食べられるインスタント食品や缶詰、レトルト食品などの保存食を準備しておきましょう。お湯を沸かす事が出来ない状況下である事も予想されるので、カップラーメンなどのお湯を必要とするものばかりではないようにしましょう。特にアレルギーをお持ちの方は、アレルギーに対応した食料品を準備してください。

特に重要なのは水です。一人あたり一日約3リットルの飲料水が必要だと言われています。その他にも、消火用、トイレ用などにも必要なためお風呂に残り湯をためておきましょう。大量の水を入れられる容器も準備しておくと給水時に役立ちます。

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トイレ

災害時に非常に困るのがトイレです。水が流れないため水洗トイレは使えません。なので凝固剤と袋がセットになった携帯トイレを用意しておきましょう。他には、紙おむつや使い捨て下着などもあると便利です。災害時は確実に不衛生な環境になります。少しでも衛生的にすることが健康上必要です。

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各個人で必要なもの

人により、メガネやコンタクト、入れ歯、常備薬などの必需品がそれぞれあると思います。そういったものはしっかりと確実に準備しておいて下さい。

妊婦さんや赤ちゃん

赤ちゃんは消化器官などが未熟なので一度に多くの食事を摂取する事が出来ません。それと、授乳や食事とおやつの回数などはいつも通りが望ましいので、慣れている粉ミルクや食品の用意が必要です。
妊婦さんの場合、妊娠中期、末期、授乳期はいつもより多くの栄養が必要です。体重増加や高血圧などの心配がある場合は、食べる量や栄養バランス、塩分に注意しましょう。便秘になりがちなので野菜不足にも注意して下さい。

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高齢者や障害者

高齢者はのどの渇きを感じにくいため脱水症状に陥りやすいです。なので周りの人間が注意して定期的に水分補給をするようにしてあげて下さい。特に災害時は十分な食事がとれないため1日3リットルの水分を摂取するように心がけましょう。また、災害時は様々なストレスにより食欲が低下し食事量が少なくなるので栄養バランスに注意しましょう。

障害者は出来るだけいつもの食事と類似した内容にすることが大切です。常温で保存可能な食品を多めに備蓄しておきましょう。

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その他

災害時は様々なストレスや偏った食事内容の他、睡眠不足や寒さにより体調を崩しやすくなります。また、新鮮な野菜や果物を手に入れる事が出来ないのでビタミンやミネラルといった栄養素を十分に摂取しにくくなるため野菜ジュースや果汁なども備蓄しておく必要があります。他にもサプリメントなども備蓄しておくとよいでしょう。

ご近所さんとの助け合える関係作り

これが意外と難題かも

事前に出来る減災対策の1つに、ご近所さんとの助け合える関係作りがあります。いざという時に「大丈夫ですか?」とお互いに声かけが出来る関係性を作っておきましょう。

近年の日本は全くご近所付き合いがないご家庭もあります。特に都心部などでは隣に誰が住んで居るかも知らないという事が珍しくありません。

比較的日本人には”助け合いの精神”というものが民族的に備わっていると言います。ですが、より強力な“共助”を築くためには、このご近所付き合いというものはとても重要な事です。

そして協力し助け合う事により、自分の身を守る事にも繋がります。つまり“自助”に繋がるという事です。地域の防災訓練などに積極的に参加し、日頃から連携を取れるように努力しておきましょう。

過去の事例

阪神・淡路大震災では救助隊の到着がどうしても遅れてしまう中、地域住民の懸命な救助活動によりたくさんの尊い命が救われました。とても素晴らしいことです。

車に積んであるジャッキやノコギリ、テコの原理などを駆使してたくさんの人達が瓦礫の下から救助されたそうです。

東日本大震災では押し寄せる津波の中、逃げ遅れている人達を必死に導き助けようとしている人達の映像を見た事があると思います。あの壮絶な状況下において他人を助ける事が出来る人に深く感服します。

今後起こりうるであろう各地の大地震の際、あなたは他人を助けるべく手を差し伸べる事ができますか?そういった覚悟も日頃から意識しておく必要がありますね。


防災・減災
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